辛亥革命以降、西洋文化の流入と近代化により中国文学は大きな変化を遂げた。文学革命が起こり、近代小説が発生して文学の中心になった。魯迅の『狂人日記』『阿Q正伝』が書かれ、老舎、丁玲らの活躍が続いた。『支那的一日』を著した茅盾は、中国共産党より魯迅の後継者とみなされた。中華人民共和国成立からしばらくの間は、毛沢東の『文芸講話』が指導的文献とされ、作品の思想性が重視された時代もあったが、その後は莫言のマジックリアリズムの文学のような純文学とともに、金庸らによる大衆小説や現代文学が大きく花開いた。一方、古来の近体詩は衰退して行った。あたらしく、北島や戈麦のような新しい詩人も現れた。
しかし、老舎が文化大革命時に自殺に追い込まれたり、中国語作家最初のノーベル文学賞受賞者が中国を亡命してフランス国籍を取得した高行健であったなど、政治との間に緊張関係が存在することも、近現代中国文学発展や研究の課題である。現代中国文学は、優秀な人材を輩出していて、年少作家も多く出ている。
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